2007/07/22

交通事情


さて、このホーチミン市、人口600万都市です。首都ハノイ(300万)を軽くしのぐ、ベトナム最大の都市です(もっとも、面積も倍以上ありますが…)。600万というと、ざっと千葉県ぐらいの人口ということです。都市圏ということで言えば、福岡ぐらいの規模でしょうか。

さて、この600万都市、公共交通機関は
「路線バス」
しかありません。したがって、朝夕は激烈な交通戦争が繰り広げられるわけです。
写真は、空港のあるTan Binh区から中心部1区,3区方面に向かうNguyen Van Troi通りの様子です。
バイクに荷物を積んで、あるいは2人、3人乗りで、「ドケドケ!!」とやりあうわけです。市内ではヘルメットは義務ではありません。(12月から義務化されるという報道がありますが、全然守られないでしょうね…)。

信号はありますが、基本は常時右折可(日本では「左折」)。しかも「赤は根性キメれて突っ込め!」な走りなので、油断も隙もあったモンではありません。

したがって、当地に来た外国人が最初に学ぶべきことは、ベトナム語でも両替でもなく、「道の渡り方」なのです。現に、市の中心部では、まごついている外国人観光客を公安(警察)が誘導して渡らせている姿を良く見かけます。

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