2007/08/12

葬式事情

イキナリ縁起でもない話題です。

まず、ご不幸のあった御宅に親類縁者が集まります。この辺りは日本のお通夜と同じ感覚です。
ただし、重要な親類縁者が全て対面を果たすまで、この段階が続くそうです。
と、いうことは、「誰かが外国に行っていた」なんて事になると大騒ぎです。

そして、出棺。
霊柩車(それ用のトラック)の荷台に白装束の親類縁者が乗り込み、お棺の番をします。
そして、後ろからバスやらトラックやらで続くわけですが、さらにブラスバンドが加わります。
見慣れないと「お祭りかな?」と思って写真なんぞを撮ってしまいそうになるのですが、お葬式です。

この時、沿道に色々なものをばら撒いて行きます。
その光景に直接出くわしたことはないのですが、葬式用のお札(日本でも中華街とかで手に入るそうです)を沿道にばら撒きます。たいていは100 US$ 札風味のものが使われるようです。もちろん、紙質、印刷、その他モロモロ、いかにも「子供銀行券」です。

なんでこんなことを書いているのかというと、今朝、両替に行ったら、横のヤツがそれを出して断られていたからです(当たり前)。両替所の店員と「珍しいやつだねぇ、葬式用の札を持ってくるなんて。」としゃべっていたわけです。
(持ってきたやつの立ち居振る舞いからすると、ネタではなさそうな…)

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