2007/10/24

ベトナム航空に殺意を覚えた瞬間 Part2

先日、ベトナム航空に予約変更を依頼しました。
Ho Chi Minh City 発券のチケットなので、予約変更可能なんです。
電話で発券地、変更先の便、航空券番号を伝えて、全て完了でした。

さらにもう一回変更をかけました。
すると「航空券のコピーつきFAXでないとお受けできません」との回答。押し問答してみても無駄。

Vietnamでは人によってサービスレベルが違うというのは普通の話しですが、日本で喰らうとかなり怒りを覚えます。どちらがマニュアルどおりなのかは知った話ではなく、電話で全てコトが済むほうがありがたいに決まっています。
というか、日本支店までベトナム流を押し通すのはいかがなものかと。

そんなわけで、ベトナム航空のマイレージが"Gold"になったら、それから先はANAかJALに切り替えます。
さようなら、ベトナム航空。

2007/10/19

「日本」だなぁ 2

ベトナム南部はまだ雨季です。
天気に関しては、
・天気予報は見ない!
(見なくても、午後にはスコールがあるというのはデフォ)
・傘は「役たたず」
・雨は待てば止む
・濡れてもすぐ乾く(暑いんでね)

と、いうわけで、気象情報は「ノーチェック」でした。

で日本に帰って来て…。今日の関東地方は冷たい雨です。
夕方、まぁ何とかなるべぇとそのまま帰宅です。

自宅の最寄り駅についてみると、もっと激しくなりまして。
で、待つのもイヤだと、そのまま帰宅。もちろん、傘は無し。

で、5分と経たないうちに激しく後悔することになりました。
冷たい秋の日本の雨だということをスッカリ忘れていまして。

…まいった。

「日本」だなぁ

先日、とあるファーストフード店に入りました。
メシを盛るのに秤で計るならともかく、「決まった量が自動的に排出される機能のついたジャー」を使っていまして。
それを見た瞬間、物凄く味も素っ気もなくなりまして。

ま、それと食券のおかげで、店員が減らせて人件費が浮くわけですが…
昨日入ったバイトでもこなせるようにマニュアル化されているわけですが…
まぁ昨日の店も、そうやって極限までコストを切り詰めたファーストフード店(というより「ジャンクフード」と呼ぶ方がふさわしい)店でした。

日本では、人件費を抑制するために、色々なものを自動化・機械化してきたわけです。
ベトナムでは、まだ自動化のコストより人の方が安いので、なんでも人でやるわけです(きっと)-そのおかげでサービスレベルが一定にならないわけですが。

こうしてベトナムから帰って来て日本の「先端技術」の一端を目の当たりにすると、「本当にこれでいいのかなぁ」という気分になれます。

#なお、その店。お味のほうも「本当にこれでいいのかなぁ」でした。二度と行く事は無いでしょう。

2007/10/14

ベトナム航空に殺意を覚えた瞬間

モロモロのためにベトナム航空便で帰国です。
で、日本に戻る便は夜行しかありません。
そんなわけで、出発以前から「寝る体制」作りに励むわけです。

で、ランプアウトももどかしいとばかりに、さっさと寝ます。
離陸後のベルトサイン消灯まではなんとか意識を維持して、消灯と同時にさっさと寝ます。
ここまでは、割と計算どおりです。

が、ぐっすり寝ている最中に、「メシだぞ」と叩き起こしにきやがった。
しまいには日本人客室乗務員や周りの席の人間まで動員して。
「お客様、失礼します。」って、本当に失礼だ!

こんなのを喰らったのはアエロフロートの国内線以来。
つまり、ベトナム航空の国際線は、私の中でのレーティングはアエロフロート国内線以下となりました。

以後、日本に戻る便は、JAL運行側に乗るか、さもなければ「Don`t Disturb」の札でもかけておくことにします。

2007/10/12

タクシーの運ちゃんの「技」

先日タクシーで帰宅したときです。
通りと番地を指定して出発です。しばらくして、運ちゃんが携帯電話で通話を始めまして。
だいたいわかった会話内容としては…
「おい、**通りnn番って、どの辺りだ?」
「xxxxxx」
「わかった。8月革命通りの先の辺りな。ありがと」
もち、そこからは最短ルート。すげーー!
(っていうか、無線で聞くという例は見たことがありません。)

で、今日の出勤時。イキナリ脇のバイクが何か怒鳴っています。
何事かと思ったら、いきなり停車。おいおい…
と思っていると、窓を開けてなにか渡しています。
よく見るとバイクのオッチャン、タクシー会社の制服を着ています。
なんじゃそりゃ?

さらに今日の帰宅時。
隣に止まったタクシーの運ちゃんが、窓を開けて何か怒鳴っています。
どうやら「xx通りってどっちだっけ?」な会話。
「xxを右、その後xxを左だよ。」ってな返答が聞こえましたんで。
これ、車同士のみならず、車対バイクとか、バイク同士でも普通の光景です。

なんかすげー!

2007/10/11

出るに出れない、夕方のスコール

職場からの帰り道、不穏な雰囲気を感じていたのですが、3区に入ったとたんに降り始めて、降車時には豪雨です。
タバコ買っていこうとかメシ喰っていこうとか、そんな「甘い企み」は一気に吹き飛びました。
ウチに着く直前ぐらいから、激しい雷雨となりまして。

路地はもはや川。雨どいからは水道の蛇口並のイキオイで水が噴き出しています。衛星放送も悲惨そのものという電波状態です。

2007/10/10

台風14号-Lekima

先日、台風14号がベトナム北部・中部を襲いました。
以前から直撃コースという予報は聞いていましたが、予想通り、とてつもない被害をもたらしました。死者・行方不明者が70人を超えるという、過去数十年で最大の被害をもたらしました。
当地では、政府・党の要人が被災地を訪問し、支援と慰問に努めています。

で、私は主たるニュースソースは日本のニュースサイトなのですが、これがまた、全然このニュースを扱っていないのです。もっぱら、地元英字新聞と欧米系ニュースサイトからの情報ばかりです。

ためしに、Google News で検索してみました所、たったの18件。ほとんどがTBSとAFP通信です。
台風 ベトナム」で18件、
台風 ベトナム 14号」で検索すると10件。
台風 中国 15号」で検索すると26件(なんでトップが韓国・中央日報なんだという突っ込みは別として。)

さらに、日本の外務副大臣が訪越中らしいですが、それに対して何かしたというリリースは全くありません。

これでいいのか?本当にいいのか??日本!?

2007/10/07

夜の停電

夕食を摂取した後、シャワーを浴び、テレビをザッピング中のことでした。
いきなりバツン!!ときまして。

で、外からは一斉に叫びが上がります-この辺はどこでも一緒ですね。
さらに、一斉にガキどもが騒ぎ出し、オヤジが「うるせぇっ!!」って怒鳴りつけるところも一緒です。

もちろん、ウチの近所一帯が停電です。ウチの大家が電気代を払っていないとか、そういう話しではありません。当地名物の停電がやってきただけの話です。テレビ・冷蔵庫・エアコンはいうに及ばず、ネットも不通です(大家の所にあるハブやADSLモデムが停止するため)。

真っ暗とはいいませんが、まるで夜のキャンプ場状態です。通りから聞こえるクラクションさえなければ、気分は「躾の悪いガキの多いキャンプ場」でした。

そして、その約20分後、唐突に復旧しまして。いやぁ、久々に喰らったという感じです。

2007/10/06

電気街

私の住んでいるところから程近いあたりに、当地の電気街があります。



んな感じです。

もちろん、小さな店舗も一杯あります。ディスプレイ専門店とか、どこから持ってきたんだ!的なDELLのデスクトップが同じ型ばかり山積みとか…

感覚的には、昔の秋葉原から、細かい電子部品系の店・白物家電系の店を差っ引いて規模を半分ぐらいにした感じでしょうか。それでも、キーボードだマウスだケーブルだという小物系も、この界隈を外れると、見つけるのが難しくなります。

そんなわけで、今日も賑わっておりました。

2007/10/05

ベトナム式ドライブスルー?

ウチから1分ほどの所にカフェがありまして、日に一度は立ち寄っているわけです。
一応「店」なのですが、客席は大半が歩道上です。朝なんかは、隣の店どころか三軒先の店の前まで客席が拡張されています。

なにせ、普通の客だけではなく、近所の飯屋とかご近所からの出前注文もあるようですから。そんなわけで、一番忙しい朝の出勤時間帯には一家総出(?)で営業しています。朝の出勤途中にコーヒーを買っていこうという感覚は、コチラも同じようですから。

そんな中、時々、店のオヤジさんが道路の「向かってくる方向」を監視して、ジェスチャー数回。直ちに店の奥に声をかけて。で、バイクが到着する頃にはお持ち帰りセットが出来上がっているという寸法です。
つまり、常連さんがバイクで向かってきて、オヤジさんを見つけると、「いつもの1つ!」とか「今日は要らない!」とかやっているようです。

もちろん、タイミング悪く、だれも監視していない時に来れば、店先にバイクを止めて(跨ったまま)奥に声をかけるだけの話です。で、これは車でもやります。

客の顔と好みを覚えるというのは商売の基本ではありますが、なかなかに凄いシステムが出来上がっています。

なお、もちろん、私も当然「覚えられている」一人です。軽く挨拶して座るだけで出てきます。これはタバコ屋も同じです。

2007/10/02

番地の読み方?

これまで住んでいた所は、番地が2桁でした。
しかも、最も目立つ近所のランドマークが20番地なので、タクシーに乗るときはそこをめがけて行きました。
なので、冗談半分に「最初に覚えるベトナム語は 『Hai mưới Lê Thánh Tôn(レタントン通り20番地)』だ」と言われることもあります。

で、引越し先。なんと3桁です(←そこで怯むか…弱っ!)。
100は「một trăm」だから…と練習してから、帰宅のタクシーに乗り込みます。
もちろん、カンニングペーパーを見せながらです(←自分のベトナム語のスキルは全く信用していません)。
すると、タクシーの運ちゃん、ほぼ例外なく「trăm」「mưới」を省略します。つまり、「にひゃくよんじゅうさん」と言うのではなく、「にぃよんさん」と言っているんです。

ってことは、頑張って覚えなくても何とかなるってことかな?
まぁ、それならそれで。でも、結局は覚えなきゃいけないわけなんですけどね。

2007/10/01

季節感の無さ

今日から世間では10月と言う事らしいですが、全然そんな気がしません。
・あちこちで「半期決算がっ!」という叫びが乱れ飛ぶ
・ニュースサイトの記事
・なんかプロ野球が終わりそうだ
・日本GPもおわっちゃったのね
・なんかカレッジフットボール(アメフト)も始まったみたい
そういう、極めて外的な要因で「10月」を感じております。

確かに、5,6月の方が暑かった気はしますが、「慣れ」的な誤差の範囲です。
長袖を出そうとか、秋刀魚で一杯やりたいとか、そういう、感覚的な季節感が全く無いんですねぇ。
なんで、「知らない間に10月だった」というわけです。こまったもんです。

さらに恐ろしいのは、日本帰国時。
気温差もさることながら、夏服しか持ってないぞ!!どうすんだよ!!!